お金を管理するにあたり、節約をすることはとても重要です。
しかし、節約をすることでストレスが溜まっては何の意味もありません。
私は徹底的に「浪費(無駄な出費)のみを削ること」が重要だと考えています。
この記事では下記を説明しています。
・固定費の見直すべき要点と実践方法
固定費とは
節約をするにあたり、何から見直すべきでしょうか?
私は最初に「固定費」を優先して見直すことを推奨します。
固定費とは、生活上必ず発生する費用を指します。
支出には「固定費」と「変動費」が存在しますが、今回の記事では固定費に絞って説明をさせて頂きます。
例えば固定費には下記のようなものが該当します。
- 住居費
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険料
固定費には他にも車両費(ガソリン代・自動車ローン)や教育費なども含まれますが、今回は誰しもが該当するであろう代表的な上記の4項目に絞らせて頂きました。
まずは、この固定費を見直し、生活に反映させた後に変動費の見直しに取り組まれることを推奨します。
実体験として、私の場合は固定費も変動費もまとめて見直しに取り組んだのですが、見直す項目が多過ぎて挫折した経験があります。
自分の支出額を把握する
では、実際に自分に毎月どれぐらいの固定費支出があるのかをメモに書き出してみましょう。
家庭をお持ちの方の場合は、世帯全体での固定費支出を算出していきます。
また、支出管理は家計簿を利用されるのが非常におすすめです。
家計簿に関しては、こちらの記事で解説をさせて頂いております。
見直すポイントを把握する
支出を書き出した後は、各支出に関して下記のようなポイントを見直していきます。
住居費
・家賃は自分(世帯)の収入に対して適切か
家賃設定の世間的な目安は、手取り金額の3分の1程度と言われています。
・住宅ローンの負担額は適切か
住宅ローンは低金利であるため、生活を圧迫させてまで多く払う必要は無いのかなと個人的に思っています。
水道光熱費
・消費電力の大きすぎる家電を使用していないか
白熱灯をLEDに変えるなどの対策だけでも大きな節電効果が期待できます。
・節水・節電を心がけているか
節水・節電は重要ですが、やり過ぎはストレスや下記のような逆効果となるので注意も必要です。
・パソコンをおよそ90分以内に再使用する場合は、シャットダウンせずにスリープ状態にした方が使用電力が低い。
・夏場のエアコンは30分ほどの外出であれば、電源を切らずに運転したままの状態にした方が使用電力が低い。
通信費
・スマホの料金プランは見直せないか
料金改定が進み、特別な理由が無い場合を除きスマホ料金は月額¥3,000ほどで充分に利用できるようになりました。
自分の使用データ量に合ったプランを随時確認することが重要となります。
・格安SIMの利用は検討出来るか
大手キャリア(au・docomo・softbankなど)が安価なプランを出し始めているので、現状必ずしも格安SIMがお得という訳ではなく、今後の動向による見極めも必要となっています。
格安SIM自体は4年間ほど使用していますが、不便に感じたことはなく使い勝手はとても良いです。
・固定電話は必要か
事業用である場合を除き、このご時世で固定電話は置物にしかならない気がします。
保険料
・必要のない保険に加入していないか
特に生命保険は加入リスクも大きいので、自分が本当に必要と思った場合のみ加入するようにしましょう。
・保障内容及び保障期間は適切か
なるべく高確率で受け取れる条件への見直しも検討すべきと言えます。
(例)60歳までの契約である定期保険に加入している場合
定期保険は原則掛け捨て・死亡時(高度障害時)のみ保険金が支払われる為、平均寿命が伸びた現在の日本では受け取れる可能性が低いことから解約を検討する など。
これらのポイントから自分が見直せる点を洗い出していきます。
家系の黄金比率とは
見直しされる金額は下記の「家系の黄金比率」を参考にされると分かりやすいです。
家系の黄金比率・・・収入に対する支出の比率は、「固定費45%」・変動費35%・貯蓄20%。
家計の黄金比率より、上記4項目の固定費合計が毎月の手取り金額の45%以内であれば望ましいと言えます。
※別途、車両費や教育費などの固定費が発生する方はそれらの支出も含めて45%以内にすべきと言えます。
見直しの実践
では実際に当てはめてみましょう。
下記は実際に固定費を45%として計算した一例です。
(例)毎月の手取り金額が¥200,000の場合
→ 毎月の固定費支出は、¥90,000以内
(例)毎月の夫婦合計の手取り金額が¥300,000の場合
→ 毎月の固定費支出は、¥135,000以内
実際に計算をされてみていかがだったでしょうか?
固定費率が45%を超えているのであれば、見直しを検討されるべきかと思います。
ちなみに私の場合は固定費率を約10%まで抑えています。(固定費を上記4項目に限定した場合)
※個人事業主の場合は手取り後の金額から年金や税金を支払います。(会社員の方とは逆の考え方)
それに伴い、個人的には年金や税金も固定費として考えています。
「○○は固定費」といった決まりは無く、人それぞれ異なるということをご理解ください。
まとめ
今回は固定費のみに焦点を当てて解説をさせて頂きました。
固定費の節約は家計見直しの第1ステップになります。
効果が実感しやすいことから、優先すべき節約方法と言えるでしょう。
しかし、過度の節約で生活を圧迫させては意味がありませんので、浪費のみを節約することが非常に重要になります。
ムダな固定費を削減して、大切なことに使う為の資産を増やしていきましょう。