日常で愛用している方の多いバックパック(リュックサック)。
バックパックは非常に持ち運びが楽で便利なアイテムではありますが、
奥に入れたものを取り出しにくかったり、機能性を求めるとゴツい形になってしまうなどの難点がいくつかありました。
今回はそのような難点を解消した、私が愛用している「FLOORPACK(フロアパック)」というバックパックについて書いていきたいと思います。
この記事では下記を説明しています。
・FLOORPACK(フロアパック)の特徴について
FLOORPACKとは
FLOORPACK(フロアパック)とは、株式会社drip(ドリップ)が開発したバックパックです。
ちなみにですが、バックパックとリュックサックは同じ意味を表しています。
FLOORPACKはクラウドファンディングにより2021年に販売が開始されましたが、わずか1ヶ月足らずで9,000万円(目標金額の30,000%)以上を売り上げる大ヒット商品となりました。
※現在このクラウドファンディングは終了しています。
(株)dripとは
インフルエンサーの堀口英剛さん、平岡雄太さんが代表を務める「使い手目線」での商品を開発している企業です。
痒い所に手が届くような商品が多く、どれもデザインがシンプルでお洒落なものが多いことが特徴です。
FLOORPACKの特徴
まずは、FLOORPACKの代表的な特徴3点から見ていきたいと思います。
①2階建て構造
これまでのバックパックには底側に入れたものを取り出しにくいというデメリットがありましたが、FLOORPACKでは収納部分を1階部分と2階部分に分けることが可能です。
そのため荷物のごちゃごちゃを防ぎ、非常に楽に取り出すことができます。
上の画像より、仕切りによって収納部分が一階部分と二階部分に分かれていることがわかります。
この仕切りには強力なジッパーが使用されているので、「ジッパーが外れて荷物が二階部分から一階部分に落ちてしまった」ということは基本的にないかと思います。
このようにジッパーを調整すれば、従来のバックパックのように一階部分と二階部分を合わせて使うこともできます。
A4ファイルなど厚めの物をたくさん入れる際は、このように一階二階を兼用で使用されるのがおすすめです。
重さを感じにくい構造になっている
基本的に、バックパックは肩で重さを支える構造になっています。
そのため、一眼レフカメラなどの重い荷物が底にあればあるほど、遠心力により重さを大きく感じてしまいます。
そこでFLOORPACKの2階建ての特徴を活かし、重い荷物を上側(2階部分)に収納することで肩にかかる負担を減らすことができます。
自分の用途に合わせて収納部分を使い分けられるのが最大のポイント。
実体験として、上側(2階部分)に重い物を入れることで、これまでに使用したバックパックより重さを感じにくくなった。
②シンプルなデザイン
FLOORPACKのデザインはとてもシンプルで洗練されています。
ステッチ(縫い目)やボタン、メーカーのロゴなどもありません。
そのため普段用だけではなく「仕事用」としても活躍できるのが大きな特徴です。
高品質な素材を使用
FLOORPACKはデザインがシンプルではあるものの、見た目に安っぽさを全く感じません。
素材にもこだわりがあり、ベース生地には高品質な国産のナイロンを使用し、一部の箇所には熟成された牛革レザーが使用されています。
底部に使用されている牛革レザーの光沢には高級感があります。
このように細かい箇所にも牛革のレザーが使用されています。
FLOORPACKのデザインは非常にシンプルであるものの、素材のこだわりにより見た目には高級感がある。
③機能性バツグン
FLOORPACKには、「2階建て構造」のほかにも便利な機能がたくさんあります。
PC収納スペースがある
FLOORPACKには16インチまでの大きさのPCを収納するスペースが設けられています。
また、この部分にはPCのほかにA4ファイルなども入れることができます。
注目すべき点は、この収納スペースが一階二階部分とは別に用意されているということ。
それを利用し、収納部分を一階と二階に分けつつ、PCは別スペースに収納するといった便利な使い方をすることもできます。
小物入れが多い
他にも小物入れが多く、どれも非常に使いやすいことが特徴です。
バックパック上部にある小物入れスペース。
視認性が良くなるように、あえて内側の生地にはベージュ色を使用しています。
私はここにキーケースなどの重要な小物を入れるようにしています。
二階部分にある二箇所のゴム製ポケット。
ゴム製であるため、入れたものを強く固定することができます。
ここにはカメラのレンズやメガネケースなどを入れるのがおすすめです。
一階部分の両サイドにあるペットボトルホルダー。
ここにはペットボトル以外にも折りたたみ傘などを入れることができます。
二階部分から見るとこのような感じになっています。
500mLのペットボトルを入れた場合、一階二階の仕切りをつけた状態では取り出しにくい印象を受けました。
そのため、私は仕切りの取り付け位置を片側(この画像では右側)に2〜3cmずらすようにしています。
最後は、両サイドにある背面ポケット。
ここにも視認性を上げるためにベージュ色の生地が使用されています。
このポケットの便利なところは、バックパックを片方の肩から外した状態で収納ができるということ。
財布やメモ帳など、細めに取り出すものを入れるのがおすすめです。
FLOORPACKは、シンプルな見た目とは対照に機能性に大きく優れている。
視認性や取り出しやすさなどの細かい点にもこだわりがある。
Q & A
値段はいくら?
FLOORPACKのクラウドファンディング上での値段は19,800円(税込)となっていました。
前述したように見た目の高級感と機能性を考えると、個人的には非常にコストパフォーマンスに優れた商品であると思います。
製作者本人もコメントされておりましたが、通常の原価率の計算だと30,000円〜34,000円ぐらいで販売される商品のようです。
また、これまでに低評価レビューを一つも見たことがありません。
女性も使える?
FLOORPACKは女性の方にも非常におすすめです。
デザインがシンプルであるのはもちろんのこと、バックパック自体の大きさがあまり大きくないため女性の方でも似合うように意識してつくられています。
どこで買える?
FLOORPACKの販売(クラウドファンディング)は終了してしまったため、現在は購入することができません。
しかし、大人気商品であったことからもう一度販売される可能性が非常に高いと言われています。
また、追加リターン(クラウドファンディング)の最終ぶんの配送は7月下旬となっているため、8月以降に一般販売について発表される可能性があります。
今後の情報に関しては、下のリンクをブックマークなどして頂きご確認頂けると幸いです。
<2021.8.29追記>FLOORPACKの一般販売が決定しました!
詳細は下記のリンクをご参照ください。
FLOORPACK一般販売のお知らせと、予約販売の流れについて
製作者側の動画レビュー
(株)dripの製作者2名がFLOORPACKの紹介動画をYouTubeにアップロードされており、私がここまで書いた内容よりも非常に分かりやすく解説されています。
また、お二人のYouTubeチャンネルにおいても再販時はアナウンスがあるかと思いますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
FLOORPACKは使い勝手がよく、とてもおすすめできるバックパックです。
実際に使用し、「シンプルなデザイン」「大きすぎない」「高機能」の3点が普段使いに非常にマッチしていると感じました。
基本的にガチガチの登山や長期旅行以外であれば、どんなシーンでも活躍できるでしょう。
FLOORPACKは残念ながら現在購入することはできませんが、再販される可能性が高いです。
<2021.8.29追記>一般販売が決定しました!
FLOORPACK一般販売のお知らせと、予約販売の流れについて