こんにちは。
「固定費の節約」でとても重要なスマホ料金の見直し。
私はこれまでの約4年間、格安SIMを実際に使用しながら自分に合ったMVNOやプランを探してきました。
今回は自分が現在利用しているプランの組み合わせについて解説させて頂きます。
この方法により、スマホとタブレットの2台持ちでも毎月のスマホ料金が1,000円を超えることは殆どなくなりました。
少しでもこの記事がみなさんの参考になれば幸いです。
この記事では下記を説明しています。
・私が実践しているスマホ料金の節約方法
格安SIMとは
はじめに、格安SIMとは大手キャリア(au、docomo、softbankなど)よりも安い値段でインターネットや通話を利用できるサービスです。
詳しくはこちらの記事で解説しておりますので、「格安SIM(SIMカード)について全く分からない」という方は先に下の記事からご覧頂けると幸いです。
私のプラン紹介
実際に私が使用しているプランの組み合わせについて書いていきます。
はじめに、私はスマホとタブレット(セルラーモデル)を1台ずつ使用し、
それぞれ別の会社(MVNO)の格安SIMを契約しています。
タブレットの種類について
タブレットにはWi-Fi環境でのみ使用できる「Wi-Fiモデル」と、
SIMカードを入れてスマホ同様にデータ通信ができる「セルラーモデル」の2種類があります。
※Wi-Fiモデルの場合はSIMカードが入れられないのでそもそも通信量は発生しません。
実際の組み合わせ内容
それぞれのプランは下記のようになっています。
スマホ(iPhone SIMフリー端末)
SIMカード
→ OCNモバイルONE(音声対応SIM) 3GB ¥990(税込)
タブレット(iPad セルラーモデル)
SIMカード
→ 楽天モバイルUN-LIMIT(音声対応SIM) 基本料金¥0
実際の使用イメージ
私は下記のように利用しています。
スマホ(iPhone SIMフリー端末)
・自宅にはWi-Fi環境があり、外ではあまりスマホを触らない(データ通信しない)ため、毎月のデータ使用量は平均2GBぐらい。
・少し余裕を持って3GBで契約している。
タブレット(iPad セルラーモデル)
・スマホ同様に自宅ではWi-Fiの電波を利用するためデータ通信料がかからない。
・仕事用として外出先で使用することがあるが、毎月のデータ使用量は1GB以内に収まっている。
※楽天モバイルUN-LIMITはデータ通信量1GB以下の場合、料金がかかりません。
「OCNモバイルONE」の魅力と活用テクニック
それでは、自分がなぜスマホのSIMカードに「OCNモバイルONE」を使用しているのか書いていきます。
①安定の通信速度
OCNモバイルONEはドコモ回線を利用して通信を行いますが、ドコモ回線を使用するMVNOの中ではとても通信速度が速いです。
また、繋がりにくいと言われる平日昼間の通信速度も安定していることが大きな特徴です。
個人的には、普段使用していて「通信が遅い」と感じるようなことはありません。
②3GBの料金がトップクラスで安い
OCNモバイルONEの料金は、3GB(音声対応SIM)で990円(税込)です。
3GBにおいて、この料金は業界トップクラスの安さとなっています。
③OCN光による割引
侮れないのがこの割引。
Wi-Fi接続に使用するインターネット回線を「OCN光」にすることで、スマホ料金が220円の割引になります。
これにより、3GBの料金が
990円(税込) → 770円(税込) と業界最安値になります。
④データの翌月繰越しが便利
OCNモバイルONEでは余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができます。
これが非常に助かる機能。
私は毎月3GBで契約していますが、長期間の旅行などでデータ使用量が3GBを超えてしまうことも無きにしもあらずです。
しかし、この繰り越し機能により、ほぼ毎月6GB(3GB+繰り越し3GB)のストックがある状態で新しい月が始まるので、万一の際にも安心できています。
⑤音楽が聴き放題
OCNモバイルONEには「MUSICカウントフリー」という機能が無料でついています。
これにより、下記の音楽配信サービスにおいてデータ使用量が一切発生しません。
・Spotify
・amazon music
・LINE MUSIC
・AWA など
私は仕事中や運転中にSpotifyで音楽を聴くことが多いので、この機能は非常に助かっています。
※Apple musicは対象外となっていますので、ご注意ください。
OCNモバイルONEは、「OCN光」と組み合わせることで更にお得に。
データの翌月繰り越しと、MUSICカウントフリーも非常に助かる。
「楽天モバイルUN-LIMIT」の魅力と活用テクニック
続いては、私がタブレット(iPad)のSIMカードに「楽天モバイルUN-LIMIT」を使用している理由について書いていきます。
①1GBまでは料金0円
楽天モバイルUN-LIMITは、毎月のデータ使用量が1GB以下であれば料金がかかりません。
私の場合は、タブレットを仕事用として外出先で使用することがありますが、毎月1GBも使用しないので料金がかかっていません。
データ使用量に応じて料金が変わるのが便利
楽天モバイルUN-LIMITは自分が使用したデータ使用量に応じて料金が変わる仕組みになっています。
料金プランは下記のようになっています。
・1GBまで
→0円
・3GBまで
→1,078円(税込)
・20GBまで
→2,178円(税込)
・無制限
→3,278円(税込)
このそれぞれのプランは、他の大手キャリアやMVNOと比べてもかなり料金が安く設定されています。
この料金設定が非常に使いやすく、もし毎月のデータ使用量が1GBを超えてしまった場合でも最適な料金プランに収まるので無駄を最小化できます。
②楽天リンクで通話料金無料
「楽天リンク」というアプリを利用して通話することで国内通話が無料になります。
楽天リンクの凄いところは、相手が楽天リンクを使用していない場合でも通話料金が無料になり、データ容量も消費しないという点です。
また、日本初となるWi-Fiを使用した音声通話を行うことができるので、圏外の場所にいてもWi-Fi通信さえできれば通話を行うことができます。
③楽天回線エリアの対象になればさらにお得
楽天モバイルは「楽天回線」という自社回線を持っています。
これにより、 楽天回線エリア内であればデータ容量無制限で通信を行うことができます。
楽天回線の普及エリアについては下記をご覧ください。
※現在、普及が進んでいる最中です。
【参照】Rakuten Mobile > 楽天回線 4G LTEエリア
もし、楽天回線が普及していないエリアにお住まいの方は、「パートナー回線(au回線)」に接続されます。
パートナー回線は、データ通信量の上限が毎月5GBまでと決まっているのでご注意ください。
※しかし、上限(5GB)を超えた場合の通信速度も他社と比べると速いのがメリット。
私が楽天回線エリア外に住んでいても楽天モバイルを選んだ理由
楽天モバイルの選択基準は、楽天回線が繋がるかどうかが重要になるかと思います。
私が住んでいる山奥はもちろん繋がりません。
それでも楽天モバイルを使用している理由はなんといっても1GBまで料金無料という点。
毎月5GB(パートナー通信の上限)を超えるほどタブレットのデータ通信をしないため、私の場合は「料金面」を重視しています。
楽天モバイルは楽天回線に繋がるかどうかも確かに重要ですが、エリア外に住んでいる場合でも、毎月1GBも使用しないという方は充分選択肢に入ると思います。
楽天モバイルUN-LIMITの最大の特徴は、1GBまでの料金無料と料金プランの柔軟さ。
楽天リンクによる通話無料や、楽天回線の容量無制限も非常に強力。
まとめ
ここまでの自分の運用方法をまとめました。
スマホの契約プランまとめ
スマホ(iPhone SIMフリー端末)
運用は主にWi-Fiで、毎月のデータ使用量は2GBほど。
・OCNモバイルONE(3GB)を契約。
・プロバイダを「OCN光」にすることで月額990円 → 770円。
・データ容量の翌月繰り越しで実質6GBのストックで毎月スタート。
・音楽アプリ(spotify)が聴き放題。
タブレットの契約プランまとめ
タブレット(iPad セルラーモデル)
運用は主にWi-Fiで、毎月のデータ使用量は1GB以下。
・楽天モバイルUN-LIMITを契約。
・毎月1GBもデータ通信をしないので月額0円。
・楽天リンクにより通話料金も0円。
最後に
私はこのようなプランの組み合わせで、毎月のスマホ料金をストレスなく1,000円以下に抑えることができています。
しかし、人によっては「大容量」や「高速データ通信」を重視する方なども多いでしょう。
組み合わせに正解はありません。
ここまで「スマホ料金の見直し」についていくつか記事を書いてきました。
私が一番お伝えしたかったのは、スマホ料金に毎月5,000円以上支払うのは当たり前(常識)ではないということです。
日本人がスマホ料金を多く払いすぎている(洗脳されている)という事実に、一人でも多くの方に気付いて頂ければ嬉しいです。
最後に、このブログでは何度も書いていますが、貯金において一番重要なことは「固定費の節約」だと私は考えています。
スマホ料金は立派な固定費です。
固定費は食費などの変動費とは違い、一度見直しの行動を起こせば無意識で節約の効果が持続していきます。
たかがスマホ料金と侮らないでほしいです。
このような固定費でも「積み重ねと組み合わせ」で将来的に必ず大きな効果を生み出します。
固定費の王道。スマホ料金の見直しにぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。
「もっと早く見直しをすればよかった。」
そんな声が聞ければ嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。