こんにちは。
私が山暮らしをはじめてから約3年が経ちました。
よく質問を頂くのが、「食材をどのようにして調達しているのか」という内容です。
私の場合はCOOP(生協)の宅配サービスを利用することで、現在はほとんど買い物に行かなくなりました。
また、近頃は新型コロナウィルスの影響により、Uber Eatsなどの食事宅配サービスが普及しました。
私はこれまで当たり前と思われていた「食材の買い物に行く」という常識を最近とても疑っています。
そう考えるようになった理由は、宅配サービスの進化が目覚ましいという点です。
今回は宅配サービスから離れられなくなった私の「COOP宅配活用テクニック」について書いていきたいと思います。
この記事では下記を説明しています。
・私のCOOP宅配活用テクニック
・宅配サービスの仕組みを活用した食費管理
COOP宅配とは
私が利用している食材宅配サービスはCOOP(生協)です。
COOP宅配の特徴や簡単な使いかたについては下記の記事で解説しているので、先に読んで頂けると嬉しいです。
私がCOOP宅配を利用するようになったきっかけは、「山奥に住んでいるため、家の近くにお店がない」という理由からでした。
しかし、実際に利用しているうちに使い方次第ではとても便利であるということに気付くことが出来ました。
COOP宅配の活用① インターネット注文を活用する
COOP宅配には様々な注文方法があり、
現在私は@あっとコープという「インターネット注文」を利用しています。
過去に注文用紙やスマホ(アプリ)での注文をしておりましたが、
どうしても注文に手間がかかったり、スマホの画面が小さい(食材や説明文が見にくい)などの理由により、
現在はインターネット注文に落ち着いています。
インターネット注文のメリット
インターネット注文の場合は、お持ちのパソコンなどで電子版のカタログを見ながら、
商品ごとに振り分けられている番号をクリックするだけで簡単に注文することが出来ます。
また、表示画面の右側には実際に注文している商品の内訳や合計金額なども表示されます。
これにより、1つの画面で注文状況が把握できるので大変便利です。
TVや外部ディスプレイを活用する
ここからが本番です。
インターネット注文は便利ですが、電子カタログの大きさは使用されているパソコンの画面の大きさに比例します。
そのため、使用しているパソコンのサイズによっては電子カタログが小さくて読みにくいという問題があります。
(拡大・縮小はできるが効率が悪い)
実際に私が使用している13インチのパソコン(小さめに分類される)だとこのようになります。
これでは紙のカタログよりも画面が小さくなってしまうので、正直拡大しないと値段ぐらいしか見えません。
そこで考えたのが「パソコン以外の画面に映して注文する」という方法です。
この方法をとることで、注文が非常に快適になりました。
下記のような2通りのやり方があるので、ご自身に合ったほうをご覧頂ければと思います。
テレビに映す方法
手っ取り早いのが、「パソコンの画面をテレビに映す」という方法です。
やり方は、HDMIケーブルを使用してパソコンとテレビを繋ぐだけ。
※Wi-Fi(ケーブルなし)でも出来ます。
パソコンの画面を大画面のテレビに映してしまえば注文も快適になり、
家族で大画面を観て話し合いながら注文をすることも出来ます。
また、注文やカタログのページ移動などもクリック1つで出来てしまうのでとても簡単です。
※リンクにあるHDMIケーブルの長さは3.0mです。
外部モニタに映す方法
もう1つは「パソコンの画面を外部モニタに映す」という方法です。
私はテレビを持っていないので、こちらの方法を使用しています。
こちらもやり方はテレビ同様、HDMIケーブルをそれぞれ外部モニタとパソコンに繋ぐだけ。
これで大きく表示されるようになりました。
実際に私はこの大きさで不自由なく注文をしていますが、これでも見にくいという方もいるかと思われます。
そこで、更に拡大表示をするとこのようになります。
全ての情報を表示できていないのでマウスで上下スクロールする必要はあるものの、
非常に大きく表示できるようになりました。
あとは欲しい商品をクリックしていくだけで注文完了です。
常時パソコンに外部モニタを接続しているという方は、このやり方が非常にオススメです。
※リンクにあるHDMIケーブルの長さは0.9mです。
HDMIケーブル1本さえあれば、大画面による快適なインターネット注文ができる。
COOP宅配の活用② 利用登録を活用する
もう1つの活用方法は「利用登録」です。
私はこれがきっかけでほとんど買い物に行くことがなくなりました。
利用登録とは、自分が指定したタイミングで商品が自動で配達されるというものです。(毎週や月1週のみなど)
定期注文(Amazon定期便)のようなイメージです。
この「利用登録」を活用することで、定期的に購入する商品の注文を省略できます。
利用登録の宅配頻度
利用登録は下記の3パターンから宅配頻度を選ぶことが出来ます。
・毎週届く商品
・2週間に1度届く商品
・4週間に1度届く商品
注意点としては、利用登録できる商品には限りがありラインナップは多くありません。
また上の3パターンのうち、いずれかのパターンしか対応していない商品もたくさんあります。
私が実際に利用登録している商品
現在、私が実際に利用登録している商品はこちらになります。
・生卵
・牛乳
・豆腐
・ヨーグルト
・飲むヨーグルト
・バナナ
・食パン
・もやし
私の場合はこれらの食材(1,500円相当)が毎週自動で届くように設定しています。
利用登録している商品は、このように電子カタログの右側にも表示されます。
毎週必ず食べる食材については利用登録されるのが個人的にオススメです。
それ以外の食材については、自分の意思で食べたいものを+αで注文するようにしています。
※肉・魚・野菜など
「利用登録」を行うことで欲しいものが自動で届くため、注文や買い物に行く時間を大幅にカットできる。
食費管理も楽になる
個人的に、COOP宅配を使用することは食費管理にも役立つと感じています。
ここではそのように考える理由を私の食費管理方法をもとに書いていきます。
食費管理の内訳
私の場合は食費を過度に節約する気がないので、毎月の食費予算を30,000円にしています。(外食込み)
そのうち、COOP宅配の毎週の予算は5,000円です。(月にすると20,000円)
食費管理の内訳はこのようになります。
・毎月の食費予算30,000円
= COOP宅配20,000円 (※1) + 自由な食費10,000円(外食など)
※1.毎週の予算5,000円(利用登録1,500円+自由な買い物3,500円)× 4週間。
仕組み化(見える化)で食費を管理する
上記の内訳から、私はCOOP宅配の毎週の予算を5,000円としっかり決めることで
毎月のCOOP宅配による食費を20,000円で固定しています。
食費を固定するために、下のような仕組みを利用します。
COOP宅配のインターネット注文では、このように注文の合計金額が常に画面に表示されます。
そのため、毎週の予算をオーバーした場合はその場ですぐに調整ができます。
買い物に行った際、カゴに今いくらぶん入っているのか計算するのは難しいですよね?
買いすぎの防止はこのように仕組み化(見える化)することで防ぐことができます。
また、食費において毎月の予算を決めることは確かに重要ですが、
このように毎週(毎回)の予算を決めておくほうが食費を管理するのは非常に楽になるように感じています。
注文状況を常に「見える化」しておくことで、買いすぎない仕組みをつくる。
まとめ
インターネット注文を大画面で活用することで、注文が快適にスピーディに。
一部の商品は利用登録を活用することで、そもそも注文いらずに。
食費管理も仕組み化(見える化)で簡単にできるようになり、節約にも繋がります。
私はこれを機に、
「山奥に住んでいるから食材宅配」ではなく、
「どこに住んでいても食材宅配」に考え方が変わりました。
考え方は人それぞれもちろん違いますが、
1つの考え方として食材宅配を取り入れてみるのはいかがでしょうか?