こんにちは。
私は現在山奥に住んでいて、周りにはお店がありません。
基本的に車のガソリン以外の買い物は全て宅配で済ませるようにしています。
山に移住したばかりの頃は、
「近くにお店もないし、下山してまで買い物に行くのは面倒だなぁ」
とだけ思っていましたが、何年間も宅配を利用していることで気付きがありました。
それは、買い物に「行く」メリットって何だろうということです。
今回は私がそのように考えるようになった理由について詳しく書いていきたいと思います。
※今回の記事は個人的な意見の強い記事になります。不快に感じる方がいたらすみません。
この記事では下記を説明しています。
・「時間」と「節約」で考える、買い物に行く必要性
・これからの買い物のすがた予想
宅配サービスについて
今回の記事では「食材」の宅配サービスをテーマに話を進めていきます。
※日用品などの場合でも基本的な考え方は同じになります。
宅配サービスについてよくわからないという方は、先に下の記事からご覧頂けると幸いです。
「時間」と宅配サービス
日々生活をしていくなかで、
「時間がない」という言葉を耳にすることがあります。
1日は24時間であり全員平等です。
「時間がない」を無くすためには、1日の無駄な時間をなるべく減らすことが重要だと私は思っています。
買い物に「行く」ことのリスク
食事は生きていくために必ず必要です。
ですが、買い物に「行く」こと(買い物に行く時間)は必ず必要なのでしょうか?
私は買い物に行くことにリスクを感じています。
それにはこのようなものがあります。
・お店までの往復時間
・お店の中を移動する時間
・レジに並ぶ時間
・会計にかかる時間
・お店までの往復と駐車による事故(当て逃げなど)のリスク
・これらに要する体力
これらは必ず必要なものなのでしょうか。
極論ですが、食材の宅配サービスを使えばこれらを全て省略できます。
たとえば、
「会社の帰り道にスーパーがあるから、わざわざ宅配を使うのは面倒」という考えの方は多いのではないでしょうか。
私の場合はこの真逆で、もし帰り道にスーパーがあった場合でも
「宅配サービスを使うから、わざわざスーパーに寄るのが面倒」
という考え方になります。
商品自体の価格差はほとんどない
現在、私はCOOP(生協)の食材宅配を利用しています。
「宅配サービスって料金が高いんじゃないの?」
と思う方もいるかと思いますが、
宅配サービスの商品の料金はスーパーとほぼ同じです。
配達料金は別途かかりますが、
私の場合は1週あたり200円なので毎月800円です。
単純に考えれば、この配達料金800円(時給1時間ほど)の元が取れれば宅配サービスはお得と言えます。
買い物に「行く」時間と、買う物が「来る」時間の差
たとえば、1度の買い物にどれくらいの時間がかかっていますか?
そして、毎月の買い物にどれくらいの時間がかかっているでしょうか?
私の場合はCOOPの利用登録(定期注文)を活用することで、
毎週の買い物に要する時間は5分ほどしかかかっていません。(毎月およそ20分)
つまり、毎月の買い物にかかるコストは約20分の時間と800円の配達料金だけです。
ざっくりですが、これを買い物に「行く」ケースで例えると、
「コストコで1時間以内に1ヶ月分の買い物(※)をすべて終わらせる」ようなイメージです。
※. 買い物に「行く」ことによるリスク のリストにある作業全て。
これはかなり難しいのではないでしょうか。
こう考えると、買い物に「行く」ことでかなり時間を使ってしまっているということが見えてくるのではないでしょうか。
空いた時間を好きなことに使う
このように宅配サービスに切り替えることで、たくさんの時間を生み出すことができます。
その生んだ時間を料理や家族との時間、勉強や睡眠など自分の好きなことに使えるようになるでしょう。
私はこうして生み出した時間の多くを、花づくりなどの自分の好きなことに費やすようにしています。
もちろん買い物自体が好きという方もいます。
そのような方には宅配サービスはおすすめできません。
私もたまに行く買い物は好きです。
ですが、毎回ルンルンで買い物に行く方はほとんどいないのではないでしょうか。
無意識で買い物に「行く」のが当たり前だと思って生活している方は多いのではないでしょうか。
「宅配サービスばかりで同じような食材に飽きてしまったら、たまにはスーパーで買い物をしてみる」
これぐらいのスタンスがいちばん楽なんじゃないかなと個人的に思っています。
「節約」と宅配サービス
次は節約との関連性について書いていきます。
一見、宅配サービスは配送料がかかることから、節約とは真逆に感じる方も多いのではないでしょうか?
私は宅配サービスを利用することで、2つの節約効果が得られると考えています。
<節約効果①> 欲求の元から離れる
1つ目は欲求の元から離れるということです。
スーパーやコンビニも会社なので、売上を上げるために必死です。
広告や商品表示の方法など、「どうしたらお客様に購入してもらえるのか」を徹底的に研究しています。
スーパーやコンビニに行った際に、
「ついでにこれも買っておこう」
と思うことは誰しもあるのではないでしょうか?
買った本人が気付いていなくても、お店側からすれば狙い通りなんですね。
人間は欲求を我慢することが出来ません。
そのため、「宅配サービスを利用する = スーパーやコンビニに行く回数を減らす」
というように、欲求を我慢ではなく仕組み(環境)で解決することが非常に効果的です。
私の場合は、宅配サービスを利用することでこのような「ついで買い」を減らすことができ、
それが節約に繋がっています。
<節約効果②> 金額が把握しやすい
スーパーなどで買い物をしている途中に、
「今、商品カゴに何円ぶんの商品が入っているんだろう」と考えたことはないでしょうか?
宅配サービスを利用した場合は、カゴに入っている商品と金額が常に注文画面に表示されています。
これを活用し、自分の予算と比べることで「買いすぎ」を防ぐことができます。
家計簿と考え方が似ていて、自分の財布(今回は買い物カゴの金額)の状況を常に把握できていると、
節約や食費管理がしやすくなります。
私の食費管理のやり方については下の記事に書いているので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
5年ぐらい前は「通販(ネットショッピング)」を不審に思っていた方も多いと思います。
「通販は実際の商品とは違うものが届くし、危ないからやめたほうがいい」
こんな常識(風潮)がありました。
あらゆるものがネットで買えるようになったのに、食材はネットで買わない。
このような方が多いのは、
「食べ物は実際に目で確認しないと不安」
だと感じる方が多いからではないかと思っています。
この2つって似てませんか?
最近は新型コロナウィルスの影響も大きく、
Amazonや楽天などの通販が急成長。
当時危ないと思われていた通販は、今では誰もが利用するようになりました。
発売当初は誰も使わなかったスマホも今では誰もが使うようになりました。
私たちにとっての当たり前は凄まじいスピードで変化していきます。
「これが正解」は絶対にありませんが、確実に便利にはなっています。
「食材は買いに行くのが当たり前。毎日時間もないし、お金も貯まらない。」
このような悩みを抱えている方は、一度宅配サービスを検討してみてはいかがでしょうか。