こんにちは!
何でも買えてしまうコンビニエンスストア。
私も以前はほぼ毎日利用していたというほどのヘビーユーザーでした。
しかし、とある理由から利用しなくなってしまい、早いこと「2年」。
新型コロナウィルスが流行してからは、1度もコンビニに行っていません。
そして、長い間コンビニに行かないことで私自身の考え方にも変化がありました。
このブログでは普段なるべく生活の役に立つような情報を発信しているつもりですが、
一見便利なコンビニをなぜ私が利用しなくなったのか。
そして、コンビニを利用しないことで日々の生活や考え方がどう変わったのか。
私が思っていることをそれぞれまとめてみました。
・私がコンビニを利用しない理由
・コンビニを利用しないことで気付いた新たな発見
私がコンビニを利用しなくなった理由
まずは、私がコンビニを利用しなくなった2つの理由について書いていきます。
理由① 家の近くにコンビニが無かった
私がコンビニに行かなくなった理由の1つ目は、
家の近くにコンビニが無かったためです。
現在私は山奥で暮らしており、自宅の近くにはコンビニなどのお店がありません。
最寄りのコンビニへ向かうにも車で20分ほど時間がかかってしまいます。
私も山暮らしをする前(会社員の頃)は退社後にほぼ毎日当たり前のようにコンビニを利用していましたが、
今はとにかくコンビニが遠いです・・・。
山暮らしをしてからはこのようにコンビニまでの距離と時間がネックとなり、
私のコンビニ欲は少しずつ消えていきました。
それが積み重なり2年。
今ではコンビニに行きたいという欲が全く無くなってしまいました。
理由② お金がなかった
私がコンビニに行かなくなった理由の2つ目は、
お金がなかったためです。
私がコンビニに行くことを辞めた2年前は借金生活真っ只中。
毎日頭の中は借金のことでいっぱい。
当時はコンビニに行けるような心の余裕もありませんでした。
また、コンビニの商品は値段が高いということもあり、私には手が出せませんでした。
そして始めたのが「節約」です。
その節約の第一歩が「コンビニに行くことを辞める」という決断でした。
これまで毎日のように利用していたコンビニに行けなくなるということは、最初は「我慢」が必要なことでした。
しかし、先に書いたように「自宅とコンビニの距離が離れている」という理由も重なり、
少しずつ「我慢している」という感覚とともに、コンビニに行きたいという欲も消えていき、
結果的にはストレスなくコンビニに行くことをやめることができました。
考え方の変化
ここからが本題になります。
上に書いたような理由から、
コンビニを利用しなくなったことで、「私のコンビニに対する考え方」が少しずつ変化していきました。
2年間コンビニに行かないことで考え方はどう変わったのか。
ここから先の内容は、現在私がコンビニについて思っていることをまとめています。
コンビニが好きな方にとっては、この先の記事内容を不快に感じてしまう方もいるかもしれません。ご了承ください。
欲しいものがなくなった
しばらくコンビニを利用しない生活を続けているうちに、考え方に変化がありました。
それは「物をコンビニで買いたいとは思えなくなった」ということです。
理由は、私の買い物のやり方にあると思っています。
・食材 → 宅配サービス(ネット注文)
・日用品 → 通販(Amazonや楽天など)
このように、私は普段の生活用品のほぼ全てをネットで事前に揃えるようにしています。
もちろん「コンビニが便利」ということは、かつて毎日のように利用していたこともあり重々承知しているつもりです。
しかし、今ではネットよりも値段の高いコンビニにわざわざ行ってまで購入するものはあるのだろうかと考えてしまいます。
もし「ネットを使えない」という方の場合でも、コンビニよりスーパーに行ったほうが値段は安いですよね。
私にはどうしても今のコンビニの立ち位置が中途半端に思えてしまいます。
コンビニは、商品が安い訳でも時短になる訳でもありません。
コンビニの商品はほぼ全てネットやスーパーで代用が効くことから、
事前に必要な食材や日用品をネットで購入できていれば、そのほうが安くて時短になります。
ネットを使えないという方でもスーパーでまとめ買いしたほうが、安くて時短になります。
「高いお金を払ってでもコンビニ限定の商品が食べたい」という方は別として、
ここまでに書いたような点から、私にはどうしても「コンビニの立ち位置が中途半端」に感じてしまうのです。
この考え方は、私が山暮らしをやめたとしても変わらないでしょう。
ここまでの内容をまとめますが、
私はコンビニを嫌ったり否定しているという訳ではありません。
しかし、ネットやスーパーの利便性を考えると、
「わざわざ値段の高いコンビニに行ってまで商品を買いたいとは思えない。」
と感じたのでした。
「コンビニ離れ」と「節約」
コンビニを利用しなくなったことで、節約が進み、節約自体が楽しくなったという実感があります。
私も以前(コンビニを定期的に利用していた頃)はそうだったのですが、
「お金を貯めたいけどなぜか貯まらない。自分が何にお金をたくさん使っているのか分からない。」
という方は意外と多いのではないでしょうか?
このような方が無意識でやってしまいがちな行動のひとつに、
「コンビニや自動販売機での定期的な買い物」があると私は思っています。
コンビニや自動販売機の単価は高いです。
しかし、一度の買い物は1,000円以下であることが多いため、それほど高額には感じないというトラップがあります。
これを一ヶ月も積み重ねれば10,000円になっていたということはよくある話です。
「俺(私)はどうしてもコンビニ限定スイーツが食べたいんだ!」
という方は別として、
「節約がしたい」という方はコンビニや自動販売機の利用を一度やめてみるのもありなのかなと思います。
節約のバランス
「お金をかけるところ、お金を削るところ」は人それぞれ異なると思います。
そして、過度な節約はストレスの元になってしまいますので、
結局はバランスが大事なように感じます。
私自身も普段過度の節約をしているという訳ではなく、
自分が本当に欲しいものや、好きな人に対しては遠慮せずにお金を使うようにしています。
「あくまで私の場合」はコンビニにお金を使わないというだけで、
コンビニが好きな方はもちろん、遠慮せずにコンビニを利用すべきだと思います。
先ほども書きましたが、やはり大事なのは「どこにお金をかけるか、かけないか」のバランスなのかなと思います。
今後のコンビニ利用について
行きたいときは行く
ここまでさんざんコンビニについて思っていることを書きましたが、
今後は行きたいときにはコンビニに行こうと思っています。
コンビニの商品の値段が高いということは一旦置いておき、
コンビニのスイーツや食べ物が美味しいことは間違いありません。
私一人の意志でコンビニに行くことは今後もほぼないと思うのですが、
友人と一緒にいるときなどはあまり気にせずにコンビニを利用するようにしたいなと思っています。
まとめ
最初は我慢から始まったいわゆるコンビニ「縛り」の状態でした。
しかし何日も続けていることでコンビニに行かないことが「習慣」となり、
いつの間にかコンビニ「縛り」ではなく、コンビニ「離れ」に変わっていました。
「環境を変えること」は良いことも悪いこともたくさんあるかと思いますが、
結局「人間は新しい環境に慣れてしまうんだな」と今回の経験から強く感じることができました。
私個人としては、
コンビニ離れをしたことがストレスのない節約に繋がっているということもあり、
今回のこのような環境の変化はとても良かったのかなと思っています。そして良い経験になりました。
新しいことを始める際には、何かをやめる(手放す)ということが私は重要に感じています。
今回の場合は、新しく始めること=「節約」、何かをやめる=「コンビニ」だったと言えるでしょう。
その「何かをやめる」際に我慢をしたり、自分の意志だけで解決しようとすると、
ストレスの原因になってしまい、長続きしないように私はこれまでの失敗から感じています。
タバコやギャンブルも同じですよね。
我慢や意志だけでやめられるなら皆やめてると思います。
もし意志だけで自分の欲求を抑えられるなら、たぶんその人バケモノです。(笑)
思い切って環境を変えたり、やらないような仕組みをつくったほうが簡単だと私は思っています。
「我慢や意志」ではなく「環境や仕組み」から考えて、今後も無理なく新しいことに挑戦していきたいなと思います。